なんで勉強しなきゃいけないの?

勉強って何の役に立つんだろう?

どんな人でも、一度はそう思ったことがあるでしょう。
そんなもやもやした気持ちのまま勉強しようとしても、なかなか身に入らないかもしれません。
そこで勉強する意義を考えてみましょう。

勉強するのは3つの意義が考えられます。

まず1つ目。
将来の夢を実現するため。

例えばあなたが将来医者になりたかったとする。医者になるためには医学部に入る必要があり、そのためには非常に秀でた学力が要求され、相当の勉強量が必要となります。

そこまでなくとも、いい高校やいい大学に進学するめに受験勉強をしたり、資格試験をとったり、専門性を磨くためには、勉強は避けて通れないのです。

そのために勉強すると言ってしまえばそれまでですが、それだと勉強は目標を達成するための単なる手段だということになってしまいます。つまり、勉強=目標のために我慢してやるものということになるわけです。

目の前にテストが控えているから、勉強せざるを得ないけれども、心のどこかでは、こう思っていることでしょう。

この数学の公式を覚えたところで、

大人になって社会に出て何の役に立つんだろう?

そこで勉強をする意義の2つ目。

勉強することで考える力を養うということです。
運動して体を鍛えて基礎体力をつけるのと同じで、勉強することで脳の働きを高めることになるのです。
特に若い成長期に脳を鍛えることはとても重要です。体の成長であれば見てわかるのですが、脳の成長具合となると、目に見えない分、なかなかわかりにくいものです。
それだけにおろそかにしがちですが、脳を活性化することは大事なことであり、社会に出て活躍している人の多くは、大人になっても勉強し続けている人ということになります。

勉強する意義の3つ目。

無用の用

これは中国の故事ですが、わかりやすく言うとこうです。

ある人が橋を渡っていたとする。橋の真ん中をまっすぐに進んでいるとすれば、実際に必要な橋の幅はもっとせまくても足りるはずです。じゃあ必要がないからと、自分が渡っているギリギリの幅に橋をせばめたとする。
するとどうでしょう。おそらく怖くなってそんな橋、渡ることができなくなってしまうでしょう。
一見、無駄なように見える歩いていない橋の部分が実は大切な役目を果たしているということになるのです。


勉強も同様です。
無駄なように見える学習内容が、人生を渡っていくうえで、心の余裕となり得たりするものです。

まとめるとこうなります。

勉強をするのは3つの意義がある。
一つは自分の夢を実現するために必要であるから。
目先の定期テストからはじまって、中学、高校、大学、就職、さらには資格試験など勉強は一生つきまとってきます。

二つ目は、勉強すること自体が成長する糧となるということ。鉄は熱いうちに打てと言いますが、特に若いうちに勉強して脳を鍛えることは重要なことなのです。

三つ目は、勉強して学習した内容が、実社会で無駄なように見えて、実は豊かな人生を送るのに大きな役目を果たしているということです。多くの偉人が教養を身につけることがいかに大事であるかを語っています。

勉強をやりたくないなぁと、ふとした時に感じたとき、この3つのことを思い出してください。「よしもう少しがんばってみよう」という気持ちが湧いてくるはずです。

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