自分は意志が弱いと思っている人へ

何をやるにしても続かない、三日坊主で終わる。
自分はなんて意志が弱い人間なんだろうと思っている人がいたとします。

例えば、英会話を始めようと決めたとする。毎朝、決まった時間に起きてテキストを広げて勉強したとする。最初の数日はやる気満々だけれど、1週間、2週間と日が経つにつれて、だんだんおっくうになってくる。

気がつけば、やらなくなり、そこで自分にこう言い訳する。
「どうせ自分は意志の弱い人間だから」、と。
こういう人は、何をやるにしても最後の逃げ台詞が「意志が弱い人間だから」どうせやっても意味がないとなってしまうのです。
こうした小さな挫折の積み重ねで、自分に自信をなくしてしまい、何をやるにしてもいい結果を残せないという悪循環におちいってしまいます。

では、意志が弱い人は何をやってもダメなのでしょうか。

そんなことはありません。

意志の強さとは何なの

そもそも意志の強さとは何なのでしょうか

ここで人の心のメカニズムについてお話ししましょう。
例えば、「右手を上げよ」と考えたとします。右手を上げる動作は簡単にできますね。
ところが「心臓を止めよ」と考えたとしても当たり前ですが、思っただけで心臓を止めることはできません。これは極端な例ですが、これと同じで人の心はコントロールできる部分とできない部分があります。
心は海に浮かぶ氷山に似ています。見えている部分はコントロールできる部分ですが、これはまさしく「氷山の一角」にすぎなくコントロールできない部分が海面下に横たわっています。

毎日英会話を続けようと、「意志の力」で思っても海面から見えている表面的な心の部分が思っているだけで、海面下の心の中で「やりたくないなぁ」「めんどくさいなぁ」という気持ちが強ければ、簡単にはね返されてしまうのです。
つまり、人は表面的な心の部分ではどうにもならない部分も抱え込んでいるということになるわけです。

では、どうすればいいのでしょうか。

意志の力が弱くても物事を続けていく、2つのキーワード

意志の力が弱くても物事を続けていくには、2つのキーワードがあります。

心は意志の力ではどうすることもできない部分があると話しました。意志の力ではないとしたら、どうすれば英会話を続けられるのでしょうか。

答えのヒントは世の中で成功した人にあります。
野球のイチロー選手を例にとりましょう。
なぜあれほどイチロー選手が成功したのか。
もちろん、本人の才能があってのことでしょう。
それプラス人知れず努力してきたことも大きいでしょう。
ですが成功するのに欠かせない2つのことがあります。

それはワクワクする気持ちと想像力です。

イチロー選手は少年のころ、3度の飯よりも野球が好きという野球小僧だったといいます。
人はだれでも一つくらい夢中になれるものがあります。
ゲームだったり、部活だったり、漫画を描くことだったり、好きなこと、ワクワクすることは意識しなくても夢中になれるものです。

このワクワク感が物事を突き動かす原動力となるのです。
けれど、勉強を好きでたまらないという気持ちにはなかなかなれないでしょう。
そこで、心と向き合うもう一つのキーワードが「想像力」です。

勉強していて楽しい自分を想像するのです。
英会話の例で言えば、英語が上手に話せて、外国人と会話をしている自分を想像する、でもOKです。そんな自分を想像すると楽しくなってくるでしょう。

楽しい想像をすることで、ワクワク感が生まれ、
ひいては勉強をする大きな原動力となるのです。
もっと英会話をやってみたいという気持ちが心の深いところまで浸透していくのです。
こうなれば、毎日楽しく英会話を続けられるようになります。

まとめ

まとめるとこうなります。

何をやるにしても三日坊主でおわる「意志が弱い人」がいたとする。

自分は意志が弱いので何をやっても続かないと思っているとすると、それは人の心のメカニズムを知らないということになる。
人の心はその大部分がコントロールできない。
それを突き動かすものは、ワクワクする気持ちと想像力の2つである。

つまり、これからやろうとしていることをワクワクする気持ちで満たすように工夫すること。やっていて楽しい自分を想像することが、大事なのです。

達成した時の自分を想像することによってワクワクする気持ちがでてくる。そうなれば、毎日続けることが普通になってくる自分に気づくはずです。