勉強をやっても成績が伸びない人の3つの理由

勉強をやってもやっても成績が伸びないよ
と言う人がいたとします。
もしそのことで悩んでいたら聞いてください。
勉強しても成績が伸びないのは、大きくわけて次にあげる3つの理由が考えられます。
まず一つ目。
やっているといいながら本当はやっていない。
学習の量が足りていない。
客観的に見て目標を達成するところまでの努力が足らない、ということです。

例えば1週間後に定期テストをひかえて、今度のテストは何点とるという目標を設定したとします。それで1週間、毎日30分、勉強したとする。
それでも結果がだせなかった。
なぜか?
目標を達成するためには、30分では勉強時間が少なすぎたのです。この場合、1時間必要だったのかもしれません。

つまり、成績を伸ばすという目標を達成するためには、目標に応じたそれなりの労力をかけなければならないということなのです。
成績が伸びない理由の2つ目。
勉強のやり方に問題がある、ということです。
これも多くの人がおちいりがちな点です。
例えば英語の定期テストがあったとします。テストの内容は長文や文法もふくめた総合問題だったとする。なのに、英単語の暗記だけやっていてテストにのぞんだとしたら、当然いい結果は出せないでしょう。

この結果を出すにはこの内容をこれだけするという学習プランを明確にすることが大事です。
成績が伸びない理由の3つ目。
成果が出るまでには、時間がかかる場合があるということ。
少し勉強しただけで、すぐに成果を期待してもなかなかうまくいきません。
それもそのはずです。
種を植えて、芽が出て生長して、実がなり、収穫を時期をむかえるまでは、それが大きなものであればあるほど、手間ひまと時間がかかるものです。

勉強も同様です。
限られた範囲の暗記ものであれば、一夜漬けで何とかなるかもしれませんが、学力を身につけ、成果がでるまでには、時間がかかる場合が多いのです。
数日しても芽が出てこないからと、手入れしなかったら、収穫の時期を迎えることはできないでしょう。
まとめるとこうなります。
勉強をやっても成績が伸びないという人には3つの理由が考えられる。
1つ目は、期待している目標に対する学習の量が足らないということ。
目標とする点数にまで上げるには、どのくらいの学習の量が必要かをあらためて見直してみる必要があるということです。
2つ目は、勉強のやり方に問題があるということ。
正しい勉強のやり方をしていたのか、あらためて見直ししてみることです。
3つ目は勉強にとりくんで成果が出るまでには時間がかかること。
すぐに成果を期待するのではなく、根気強く、毎日続けることが何よりも大事なのです。

正しい勉強のやり方で、十分な時間をかけ、継続して勉強すれば、自ずと結果はついてくるでしょう。