目標が高すぎて到達できそうもない時に見てください
あなたが何か目標を立てたとします。
定期テストで何点取る、どこどこ高校に合格する、将来の職業は何になる
目標が高ければ高いほど、そこに到達するまでにどう行ったらいいのか立ちすくんでしまうことでしょう。
目標を立てたはいいがそこに到達するまでにどうやったらいいか分からなくなってしまうのです。
例えば、自分の今の学力よりもランク高い高校を受験しようとしたとする。
いざ、受けると決心するまではいいが、あまりにも今の学力とかけ離れている。
目標の高さに、一歩が踏み出せなくなってしまう。歩き出したとしても、頂上に登るまでが遠すぎて、途中で挫折しそうになる。
どうしたらいいのでしょう。
立てた目標があまりにも高い時には、大きな目標を小さな目標の集まりにしていくのです。
つまり、目標の細分化です。
山登りで言えば、頂上まで登りきるのに、いきなり頂上を目指すのではなく1合目2合目3合目といった具合に細かいゴールを設定するのです。
具体的なやり方を見ていきましょう。
まずは今の立ち位置を知るところから始まります。
ある人の今の模擬テストの実力が、目標とする高校までに500点満点中100点足らなかったとする。100点は大きいですが教科で割ったら1教科平均、20点の上乗せということになる。さらによく見ていくと、社会はプラス5点の25点まで上げれそうだとわかる。その分、苦手な英語はマイナス5点の15点上げるところまでなら、なんとかなりそうだとわかる。
数学で言えば、いつもの計算ミスを極力なくす、関数と図形の問題は4問中3問はとけそうだとする。
などなど、できるだけ具体的に細かく、クリアする得点への対策を練っていきます。
そして勝利の方程式を導き出すのです。
「こうこうこれだけのことをやれば合格できる」と。
これをすることによって、大きな山に到達することが、実はいくつもの目の前の小さな通過点までの頑張りだと気づくのです。
まとめるとこうなります。
大きな目標を立てた場合は、その目標を細かく砕いて到達できる小さい目標の集まりにしていく
つまり目標の細分化を行っていく。
小さい目標であれば、ゴールしやすくなる。そこで小さい成功体験をいくつも積み上げていく。
その結果として、いままで大きく立ちはだかっていた目標がいつのまにか、達成できるところまでくるのです。
今まで大きすぎて何をどう手をつけていいのか分からなかった目標も、細かく砕いていくことで達成しやすい目標へとかわる。
その一つ一つの小さい成功体験の積み重ねによって、いつのまにか目標とする頂上へと到達できる自分に気づくことでしょう。